SAMMU MAGAZINE ようこそ、山武へ
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TO CONFECTI17  『橋『橋左左千千本本夫夫菓菓もも子子なな舗舗かか』の』のONARYOSHIMAH「橋本菓子舗」は、100年続く山武の老舗和菓子店だ。看板商品の「左千夫もなか」は、菊の模様をあしらった優しい味をしている。商品名にある「左千夫」とは、明治から大正にかけて活躍した、山武出身の歌人・小説家の伊藤左千夫のことで、代表作にあのアイドル松田聖子の初主演映画となった「野菊の墓」がある。時は1981年。映画完成を記念して松田聖子本人が山武を訪れ、今も残る左千夫の生家にアララギの木を植樹した。当時の盛り上がりは相当で、山武(当時は成東町)のPRポスターにもなった程だ。そんな映画「野菊の墓」から誕生した「左千夫もなか」は、40年経った今でも地元の味として愛され続けている。先日、ランチで立ち寄ったお店で当時のポスターを発見した。すっかり色褪せてはいるけれど、変わらない聖子ちゃんの微笑みがあった。当時このポスターに魅せられ、聖地巡礼で山武を訪れた人も多かったのでは。今でも左千夫の生家や歴史民俗資料館で当時を知ることができる。「野菊の墓」の主人公、政夫と民子の淡く切ない恋に思いをはせながら、「左千夫もなか」の優しい味を堪能するのも乙なのでは。 ああるるよよ〜〜 おお隣隣にに立立派派なな18SACHIOMONAKA!!胸胸キキュュンンでですす政政夫夫とと民民子子にに左左千千夫夫生生家家がが左千夫もなか 1個/110円(税込)橋本菓子舗千葉県山武市津辺246-5TEL:0475-82-2038営業時間:9:00〜18:00 定休日:木曜日(日のみ/7:30〜18:30)歴史民俗資料館千葉県山武市殿台343-2TEL:0475-82-2842詳細は下記ホームページへURL:city.sammu.lg.jp/page/page001430.html※館の横に伊藤左千夫の生家があります

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