SAMMU MAGAZINE ようこそ、山武へ
28/60

                                      『海『海っっ子子ねねぎぎ』』 GREEN OIUMIKKOKRUONSNIUJUK「海っ子ねぎ」には、この愛らしいネーミングからは想像もできない、奇跡にも似た誕生秘話がある。時は平成14年こ山武にも多大な被害を及ぼし、大量の海水を含んだ雨風が、多くの農作物に塩害をもたらした。しかし不思議なことに、ねぎだけは被害がなく、それどころか食べてみるといつもと違った美味さがあった。海水とねぎとの相性に気づいた生産者さんたちは、その年から研究を重ね、土づくりから有機質肥料の選定、減農薬への取り組みなど、栽培から収穫・出荷までにいくつもの基準を作り上げた。散布する海水も品質のみならず、散布時期や回数も徹底して管理をした。こうしてミネラルたっぷりの、甘くて柔らかな「海っ子ねぎ」が誕生したのだ。「海っ子ねぎ」は、食べ応えのある、柔らかくもしっかりとした食感なのが特徴。それは災害を乗り越えたねぎの強さと、「海っ子ねぎ」に込められた生産者さんたちの情熱と愛情の証のように思える。冬にはピンッと元気に育ったねぎたちが、色濃く光り輝き畑を埋め尽くす。海からの潮風に揺らめくその姿も、山武自慢の風景である。26NEGIJA山武郡市やさいの里営農センター千葉県山武市松尾町借毛本郷4182TEL:0479-80-7780農産物直売所「山武緑の風 成東店」千葉県山武市和田375-2TEL:0475-82-3214営業時間:9:00〜18:00定休日:火曜日10月。千葉県を襲った台風21号は、こ奇奇跡跡とと情情熱熱ののああいいだだにに…………26

元のページ  ../index.html#28

このブックを見る