SAMMU MAGAZINE 2022 Vol.2
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〝ペンション〟という言葉に、どこか甘酸っぱさを感じてしまうのは致し方ない。そんな時代に、ここ蓮沼に誕生した「ペンション白い貝がら」も、これまでに数々の青春物語を見届けてきたことだろう。今年で35年目を迎える「ペンション白い貝がら」。その長い年月を感じさせないのは、時代に合わせたリフォームだけではなく、開業当時から貫き通したオーナーのある〝心がけ〟にあった。「古いペンションだけど、ガラス磨きだけはどんな有名ホテルにだって負けないよ」とオーナーの秋葉さん。その言葉通り、どの窓ガラスもピカピカで、サッシにも塵ひとつない。注ぐ日差しや窓からの景色に曇りひとつないよう、オーナー自ら窓ガラスを磨き、お客様を迎えてきた。その〝心がけ〟は、ペンションの隅々まで行き届いている。35年にわたり磨き上げられてきた「ペンション白い貝がら」は、今でも変わらずにピカピカの青春を紡ぐ場所となっている。さて、磨きは窓ガラスだけではない。「折角の旅行なんだから、笑顔で帰ってもらいたいからね」と、長年の接客からオーナーのトークにも磨きがかかっている。「ペンション白い貝がら」に泊まったら、名前にある〝白い貝がら〟の由来について訊ねてみよう。オーナーの愉快なトークが炸裂するかも。Stay with The timesHOTEL09 ペンション 白い貝がら千葉県山武市蓮沼ロの2929-4TEL:0475-86-2431URL:shiroi-kaigara.com90年代を青春と共に駆け抜けた者にとって、3535年年のの磨磨きき02『『ペペンンシショョンン 白白いい貝貝ががらら』』

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