SAMMU MAGAZINE 2022 Vol.2
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日曜の昼下がり、並んでスイカを食べている子どもたちの姿があった。サッカーチームが夏の合宿を終え、これから帰るところのようだ。浪川荘はここ山武市蓮沼の老舗ホテル。グラウンドや体育館や武道館まであり、様々なスポーツ合宿を受け入れている。「浪川杯」という浪川荘主催の大会があるくらい、スポーツ振興に尽力しているのだ。大きな浪川荘本館の前に、風格ある建物がある。その名を「浪川荘東館」と言い、これこそが浪川荘合宿のメイン館! なってきた〝合宿の聖地〟だ。ノスタルジックな佇まいはひときわ目を引く。館内の昔懐かしいアレやコレやが、今もなお現役で頑張っている。2階には個室が並び、1階は襖を取っ払えば、宴会場のような大大大広間。畳を数えるとなんと80畳! 布団を並べれば圧巻の合宿風景が出来上がり、枕投げだって心置きなく楽しめるってもんだ。そんなスポーツに精通している浪川荘の三代目女将の明子さんは、海を愛し波を楽しむサーファーだ。毎朝仕事前にサーフィンを楽しむのが日課なほど、アクティビティに翔んでいる。これが一日の原動力になるんですと、目を輝かせて話してくれる。グラウンドでは、女子サッカーチームが汗を流している。練習を終えた剣道着姿の子どもたちが帰ってきた。浪川荘の美味しい晩ごはんが待っている。これまで沢山の合宿場と Training camp is YouthHOTEL12『合宿という名の青春』『合宿という名の青春』ホテル浪川荘千葉県山武市蓮沼ニの4665TEL:0475-86-2259URL:namikawasou.jp05合宿の聖地『ホテル浪川荘 東館』合宿の聖地『ホテル浪川荘 東館』

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