SAMMU MAGAZINE 2023 Vol.3
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12/2812/28(水)(水)炒飯炒飯メンチカツ定食メンチカツ定食食 べる取材のない日に、立ち寄る店ができ15男ふたりランチデートで初来店。彼は「レバニラ炒め定食」を、ボクは「肉ニンニク炒め定食」を注文。店中に貼られた短冊メニュー。座敷席。ジョッキを持った水着ガールの昭和なポスター。どこを切りとっても、半端ないノスタルジックさと、ニンニクの効いた「肉ニンニク炒め」にガツンとやられた。今年最後の山武。恒例の健康診断も終わり、心置きなく「生姜焼き定食」を食べる。甘辛い生姜汁が五臓六腑に染み渡る。今年も後わずか。慌ただしく2022年が終わろうとしている。明日は大掃除。苦手な窓磨きが待っている……。新年あけましておめでとうございます。今年初山武。寒いので、芯から温まろうと「辛味噌坦々麺」を注文。隣の席では、会社の新年会だろうか、昼間っから楽しい宴が始まっている。やっぱりここではホッピーが似合う。久しぶりの来店。斜め前の親子が注文した「メンチカツ」に目が行った。次回はあのボリューミーな「メンチカツ」を注文しようと思う。今日はとにかく炒飯で満腹だ。仕事仲間3人でランチ。ボクは念願の「メンチカツ」を定食にしてもらった。メンチカツ2個とどんぶり飯。ぺろっと完食。明日は立春だというのに、夜には雪の予報。すでに重たい空が広がる。しかし今日も「カレーライス」は売り切れだ。午前中ずっと食べる取材だったのに、どうしても「牛丼」が食べたくて来店。ご飯の量を半分にしてもらうのを忘れた。てんこ盛りの「牛丼」に挑み完食をキメた。やっぱり「牛丼」には七味だよな。12/2012/20(火)(火)1/61/6(金)(金)1/261/26(木)(木)2/32/3(金)(金)2/72/7(火)(火)た。お昼時には、必ず店先に大型トラックが停まっていて、がっつりと味の出た店の外観に、暖簾のたなびく光景は、まるで映画のセットのようだ。高倉健や菅原文太が似合い過ぎる。その圧倒的存在感に、ずっと入れずにいた。そんな話を友人にしたら、子どもの頃からの馴染みの店だと言うじゃないか。ならばと友人を口説き、男ふたりランチデート。念願の店に訪れることができた。 店内も想像どおり、ノスタルジックな空気に包まれ、昭和の面影が色濃く残っている。大将の愛想のいい「いらっしゃいませ」の声に、それまでの緊張が嘘のように解き放たれた。 その日から、食べる取材のない日には、立ち寄るお店となった。 馴染みの店と言うには、まだまだ。 常連さんだろうか。厨房から出てきた大将と世間話をしている。ボクにもそんな日が来るのだろうか。さほど興味のない情報番組を見ながら、お茶をすするボクなのである。さて、次は何を食べようかな。肉ニンニク炒め定食肉ニンニク炒め定食生姜焼き定食生姜焼き定食牛丼牛丼辛味噌坦々麺辛味噌坦々麺

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